不器用をあなた器用に使うのね(他作)

この句を読んで反射的に浮かぶのは「器用貧乏」。
現役の頃パソコンにかなり詳しい職員がいた。どの部署でもパソコンを使う時代、仕事を進める中で分らないことに遭遇したり、トラブったりすると、誰も彼に頼る状態。彼も呼ばれる度に自分の仕事を一時中断、たまったものではない。私が呼んだ時腹を立って「ワシはパソコン業者ではないですからね」と皮肉を言いながら直してくれたが彼の気持ちも分った。
さて、話を「器用」から「不器用」に戻して、『世界一学びたい授業』という本で斉藤孝教授は『不器用は武器になる』と書いている。
不器用の側面は
1、飲み込みが悪い
2、二つ以上のことを同時にできない
3、細かいことが苦手
4、優先順位を間違える
5、こだわりが強すぎる
6、人付き合いが苦手
7、口下手
不器用を武器に変える方法は
1、数をこなせ
2、錐化せよ
3、真似よ盗めよ
4、段取り術を磨け
5、勝ちパターンを逃がすな
6、ミッションに応えよ
7、自己ビジョンを持て
『不器用を器用に使う』というテーマが『不器用を武器に変える』という話にいつの間に変ったが、それに気がついたところで話を止めよう。