安売りに行かないのが節約術(他作)

慣用句に『安物買いの銭失い』という言葉があるが、そのことを言っているようだ。
説明するまでもないが、「安いものは品質が悪く、直ぐに壊れて買い替える必要があるので、却って高い物を買うより損だ」という意味。
世の中で最も恐ろしいのはただの商品。次に恐ろしいのは安過ぎる商品。必ずどこかに落とし穴があるから注意が必要。
小さいことだが私が失敗したのは、数年前のこの時期「日本一安い」と豪語する関西の園芸通販店から買った大量のパンジービオラ。送付された現品を見るときれいなカタログとは大違い約四分の一は枯れ死寸前状態。花の芋や種は通販購入でも良いが、安くても苗は絶対ダメだと痛感。
『安物買いの銭失い』の最たるものは欠陥住宅の購入だろう。裁判で勝訴できればまだいいが、泣き寝入りになるとこの上ない銭失いとなる。