大阪市野党系の平松氏

 大阪市長選で初当選した平松邦夫氏(59)は19日未明、時事通信社のインタビューに応じ、「(関淳一現市長が着手した)5年間の市政改革マニフェストにノーという答えが出た」と述べ、職員削減や経費圧縮を柱とした現行の市政改革を全面的に見直す考えを示した。
そのため、4つ程度の専門委員会を新設し、改革の方向性を検討する意向も明らかにした。
 平松氏は勝因について「市民の力で大阪を変えたいという(自分の)気持ちが共感を呼んだ」と分析。
新たな改革の検討を担う専門委をどういった分野で置くかについては「例えば財政問題、スポーツと芸能など」を挙げた。
また、凍結中の職員の新規採用を復活させる考えも改めて表明した。 
「福田氏も痛いか負けた市長選」(感想句)