紙台帳違法廃棄で支給漏れ

社会保険庁は22日、1950年代までの厚生年金の加入者記録を収めた手書きの紙台帳約3229万件のうち、約83万件が違法に廃棄されていることを明らかにした。
このうち約12万件については廃棄の原因が不明で支給漏れが生じている恐れもある。
社保庁は『厚生年金法で永年保存が義務付けられており、これに違反する』としている。