社保庁のミス調査にも使う税(他作)

社会保険庁の5000万件以上に及ぶ年金記録不備問題が、現在国民の最大関心事。
公務員の不祥事は談合、裏金等々国地方を問わず十八番で税無駄使いの最たるものであり国民も発覚の都度腹を立ててきたが、今回の社会保険庁の『年金記録不備問題』は、具体的に国民一人ひとりに降りかかる問題だけに同じ『腹が立つ』と言ってもその次元が全く違う。
冒頭の句は、全国50ヶ所にある出先機関に設置する第三者委員会(300人から400人分)にかかる費用や厚労省職員の本件処理にかかる残業代のことを言っているのであろう。
これは税金をいくら使っても、やってもらわなくては困る。
中川自民党幹事長は、『歴代の厚生労働大臣と首相が自主的に退職金を返納でもしなければ、国民の怒りは収まるまい』と言ったそうだ。公務員のミスや不祥事は多いが、今回ほど腹の立つことはない。
年金問題は『長年の厚生労働省の』体質の産物である。『腐った置き土産』は置いて帰った者が責任持って食べるべきだがあまりに量が多すぎて食べた関係者は全滅するだろう。ここまでいけば国民の腹の虫も納まるだろうか?