パソコンで忙しそうにサボってる(他作)

上司がパソコン音痴の職場にあってはよく見る光景。 それでも上司は、『君らの監視はしているぞ!』と言わんばかりにパソコンの後ろから静かに画面を覗き込む。部下は心得たものでそんなとき、仮にサボっていても自分が昨日まで作業していたワードやエクセル画面に急遽切り替え見事その場は誤魔化す。
その場を上司が去ったら『ハーイ一丁上がり!』という具合で、次の関心あるサイトをまた開く。
私が現役の頃、一人一台ではなく、まだ「パソコンコーナー」があった時代。同僚の職員が『なぜかこの椅子に座ると落ち着く』と言っていたのを思い出す。
私の良く知る総務課長が『うちのトップは部屋でいつも夢中になってパソコンでゲームを楽しんでいる』と話していた。
トップがパソコンで忙しく仕事をするのは異常だから、心にゆとりを持って『常にゲームで遊ぶ』くらいがむしろ組織としては正常と言えるかも知れない。

サボるにしろゆとりを持つにしろこの『パソコン』という名の機械は上司にも部下にも『心の安定感』を与えているようだ。