おとなりの気配に合わす洗濯機(他作)

となりの家の動きを気にして行動するものは何があろうか?
私が子供の頃ならば、となりが田んぼに出たので我が家も早く出なければ「田ごしらえや稲刈りが遅れる」ということがあった。
今、となりの動きや気配によって行動を呼び起こされる場合は、ベランダの「布団干し」や良い天気の「洗車」を目にした時、あるいは換気扇から漏れる「旬の鮎や秋刀魚を焼く匂い」を嗅ぐ時である。
現在は昔のように、『となりは何をする人ぞ』という近所に対する関心がない時代。少し寂しい気もするが煩わしくないという気楽さもある。
あまり近所の気配を敏感に捉え過ぎて、主体性を失ったロボット的日常生活にならないよう気をつけたいもの。
『人は人自分は自分今日を生き』