サバを読む年もだんだん年を取り(他作)

分り易く言えば例えば40歳代後半までは人に聞かれると、平気で『35歳です』と言うことができたが、
『50歳代・60歳代』に入ると、額や首にシワが目立ち始めるようになりそんな無茶なサバは
読めなくなったということであろう。
次の一句の気持ちが必要!
『相応のサバで満足する六十路』

ところで、この『サバを読む』という言葉は、『自分の得になるように数をごまかす。特に年齢をごまかす』という意味だが、
「昔、魚市場で魚の数を数えるとき、痛みやすい鯖は早口で数えて箱に投げ入れるため,
後から数え直すと実数と違うことが多かった」ことからこの言葉ができたという。