一票の格差五倍は合憲だ

一票の格差」が最大5.13倍に上った2004年7月の参院選(選挙区選挙)は、「法の下の平等」を定めた憲法に違反するとして、弁護士11人が東京、千葉、神奈川各都県の選挙管理委員会を相手に選挙無効を求めた訴訟3件の上告審判決で、最高裁は4日、同選挙の定数配分について『立法の裁量権を超えておらず、憲法違反ではない』と判断した。