疑って疑ってからハンコ押す(他作)

難しい上司の下で働くと中間層にある課長や係長は上司にハンコを押してもらうのが大きな仕事。
この句は、上司が部下の人間性を疑っているようにも受け取れるが、部下の「人間性を疑うこと」と「やった仕事を疑うこと」は別次元の問題。
上司も色々で直球を投げる人もいれば常に変化球を投げ続けて自分の本心を明らかにしない人もいる。概して変化球を投げる上司は、この別次元の問題を同次元として混同する人間が多いようである。
冒頭の句は『疑う』という語が誤解を生みそうだからここは、
『多面からチェックを入れてハンコ押す』
とすれば言葉のダブりもなくなり良くなるのではないか?