全員が原爆症に認定だ

被爆者援護法に基づく原爆症認定の申請を却下ししたのは不当として、広島山口両県などの被爆者41人が、国に却下処分の取り消しと1人300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4日、広島地裁であった。
坂本裁判長は、「疾病はいずれも放射線が原因」と判断、原告41人〈全員)について却下処分を取り消した。
賠償請求は棄却した。
原爆症認定集団訴訟の判決は、5月の大阪地裁に続き2例目。
いずれも原告全員の勝訴となった。