雨降りは字数の多いメールくる(他作)

雨の日を嫌う人は多いが、私は好きだ。なぜなら、どうせ外には出れないと諦め、却って落ち着いて、家の中で読書やパソコン等の作業ができるからだ。
作者はそこに視点を当ててこの句を詠んだのだろう。
親しい人への手紙やメールもありったけの想いを込めることができる。
日頃の淡白なメールをお詫びする意味であっても、書き過ぎないようにすることが肝心。
感情を入れ過ぎると良いこと悪いこと思いついたことをつい何でも表現してしまうので、一呼吸置いて送信することが必要だ。
そのためには書いても直ぐは送信せず、一晩寝かせて翌日読み返し送信するのがベターと思う。
これは『投稿』でも『川柳』でも同じ。
私自身メールに関して『覆水盆に返らず』ということが、なんと多かったことか。
言葉ならば時間とともに消えるが、メールは例え追伸で打ち消したとしても先の失言等は確実に相手のPCに記録されている。
多少の緊張感を持ってメールしたいものだ。
冒頭の句の相手方は私のことを言われたようでもあるので自戒を含めコメントした。