きれいな字頭の良さとは無関係(他作)

美しい筆字で手紙等をもらうと、私は書いた人が大変うらやましいし、すごい特技の持ち主だと尊敬する。そういう人に限って文章まで上手いから誠に不思議だ。「天は二物を与えず』と言うが天は二物を与えているようだ。
冒頭の句に返って作者の言うことは真実かも分からない。しかし、思ったことを全部言ったのでは潤いも何もない。こんな人間に限ってよく不要のトラブルを起こす。
「川柳だからこのように詠んだのだ」と言うかもしれない。
私ならば下五で断定せず次のようにぼかしたい。
『きれいな字頭の良さもそうだろか』