詠むという漢字似合わぬ人柄で(他作)

「よむ」には「読む」と「詠む」の二つあることは誰でも知っている。『詠む』は詩歌を作ることだ。「詠ずる」とか「吟ずる」ともいう。詩歌のうち川柳や俳句はわずか十七文字の五七五で作る。これも全くできないということになれば『詠めぬ人黄泉路(よみじ)が徐々に近くなり』だ。乱暴な句で失礼しました。