オムツ見て避妊具セールス来てた頃(他作)

おかしくも何ともないが、「セールスは空き巣と似て非なり」と思う。
理由は、目的を果たすために最初の行動としてその家の周囲の状況を良く見るからだ。でも、最近の若い奥さん方はしっかりしているから、セールスマンもうかつなことは言えないだろう。
「避妊具はいかがですか?」とでも勧めると、「少子化で行政が子供を増やすことに頭を悩ませている時に、時代に逆らうような商売がお宅の会社ではよくもできますわねえ。私達がどういう夫婦生活をしようが、勝手ではありませんか!」と言うことにもなり兼ねない。
洗濯物は家族構成を第三者に知らせることになりセールスマンや空き巣の狙いのポイントとなるので干し方ひとつにも工夫が必要だろう。
全くないのは不在を知らせ、「空き巣様、何もありませんがどうぞお入りください」というようなものだ。「留守でも電灯をつけておけ」と言われるように、セキリティ対策上1、2枚何かを干しておくのが良いだろう。