日生が団塊狙い利率上げ

生命保険大手の日本生命保険は15日、一時払い養老保険など「一時払い型保険」の予定利率について、1985年4月以来、約21年ぶりに引き上げる方針を固めた。
引き上げ幅は0.05〜0.1%。
同利率は契約者への事実上の保証利回りで、予定利率が上がると保険料が下がる。
今回の変更で契約者が支払う保険料は約1%安くなり、2月1日の新規販売分から適用する。
今回の予定利率の引き上げの狙いは、定年を迎える団塊世代の資金を取り込むことのようだ。