三ヵ月届かず五輪四年延び

17日,フィギアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで優勝した浅田真央選手(15)は世界トップクラスの実力を証明したが,トリノ五輪に出場できない。国際スケート連盟(ISU)が医学的見地から年齢制限を設けているからである。子どもの成長を妨げるような過度な練習や精神的重圧を避けるため、五輪と世界選手権の出場は前年の6月30日までに15歳に達することが条件であり、浅田真央は9月25日生まれで、約三ヵ月届かず出場資格はない。ISU会長は「個人的にはトリノで見たいが、ISU会長としては総会で決めたルールを守る」と特例待望論を一蹴したそうだ。