獣医では苗字ついてるうちのネコ(他作)

獣医で何匹かの患者ならぬ患ネコが待っている場合、獣医がネコを診察するためは、区別して呼ばねばならず、おそらく「鈴木タマちゃん」とか「佐藤ジロ君」と呼んでいるのだろう。不思議なもので、他人からこう呼ばれると、我が家のペットにも人格が備わったようで、なんとなく嬉しい気持ちがするものである。話は変わるが、元旦の家族の年賀状の中
に、我が家の愛犬「ラブ」あてが毎年必ず1通来る。行きつけの理髪店からのものだが、差し出してくれた人、郵便を届けてくれたに郵便局に何となく温かみを感じる。それにしても郵便局の方は家族名を覚えるだけでも大変なのに犬や猫の名までよく記憶できるものだと感心する。