打つ手なしフリーハンドの純ちゃんにゃ

郵政民営化関連法の成立により政局の焦点は11月2日にも行われる内閣改造に移ったが、
自民党の各派閥では所属メンバーの処遇について「打つ手なし」とのあきらめムードが漂っている。これまでの改造でも派閥順送りを拒絶してきた小泉純一郎首相が衆院選圧勝で「完全なフリーハンドを得た」(党幹部)ためだ。反小泉勢力の雲散霧消で、人事への不満が党内抗争に発展にする可能性がなくなり、党内融和、派閥均衡を求める声もかすれ気味になっているという。