ホームラン出て空席の多さ見る(他作)

普通、外野席の方はあまり見ないからね。ホームランが出たとき「何だ空席が多いじゃないか!」ということに初めて気がつく。なかなか発想の良い上手い句ですね。似たような発想で句を作ると「終電の空席我の遅さ知る」深夜まで残業したり友人とのノミュニケーションで最終電車に飛び乗ると空席が多いことも度々。ここで考えなければならないのは他の多くの人はもっと早い電車で既に帰っており、自分は例外的な存在だということ。このように考えたことを行動に結びつけると健康を害することもないのだが、働き盛りのサラリーマンはすぐ忘れて元の木阿弥。