官製の談合果ては明るみに

日本道路公団発注鋼鉄製橋梁工事をめぐる談合事件で、東京地検特捜部は25日、受注調整を助け、道路公団に不要な支出をさせたとして、独禁法違反ほう助と背任容疑で、道路公団副総裁の内田道雄容疑者を逮捕した。首脳は「談合はない」と強気に繰り返したと言うが、その結果がこうで官製の談合が明るみに出た。