つらさより優しさに泣く老い独り(他作)

年金は減るばかりで、体は若い時のように自由にはならないし遠くにいる子や孫はなかなか顔を見せてくれない。そんなつらい思いをする毎日ではあるが、他人からちょっとしたことで親切にして頂くと感謝で涙がこみ上げてくるということを詠んだ句であろうか?「老い独り」とあるからどうやら配偶者はおられないようだ。それが作者の寂しさに追い討ちをかけているようにも読める。「誰もが通る道のようだが?