きっとギャグ考えている父無言(他作)

情景が見えるような句だが、しばらく考えなければ言えないようでは、この父親は『ギャグ適齢期』を過ぎ、老いの坂に入ったかなと思われる。ギャグが立て板に水のごとくポンポン出る頃は、仕事も精神も最高に充実している時かも知れない。句で詠めば「ギャグの数若さを測るバロメータ」というところだろうか?下品では人間性を落とすだけなので、内容は気品を持って。小泉さんが、郵政民営化法案で党内反対派と激突苦労しているが今朝のニュースで「もう根比べだね。コンクラーベではないけど。」とかけて言ったが、彼の人気はこの辺のユーモアにあるのかも知れない。