本能を人間だけが罪に問い(他作)

元々本能とは、『人間を含む動物が生まれつき持っていると想定されている、ある行動へ駆り立てる性質のこと』を言う。
罪に問われる代表的なものは性欲。猫ならば春先に「ギャーギャー」みんなに迷惑をかけても「騒音罪」で罰せられることはまずないし、ましてや「メス猫暴行罪」なるものはない。その点、人間様の「婦女暴行事件」は毎日新聞掲載、地位を利用した警察官や先生方のわいせつ行為も後をたたないほど地に堕ちている。
人間には『理性』という素晴らしいものを神から授かっているのに馬鹿ジャあるまいかと思う。
ところで、『理性』というものは人間にしかないのだろうか?
チンパンジーにはあるようだ。
なぜならば、
動物に鏡を見せてその顔が自分だと理解すれば「理性(難しく言えば論理的推測能力)」がある証拠のようだ。
逆に言えば人間が酔ったり寝ぼけ眼で鏡を見て自分だと分らないときは「理性を失っている状態」の時であり何をするやら分らない時でもある。