個人差があるよと言われあきらめる(他作)

何でも個人差はある。小学校に入学して同一ラインから平等にスタートを切ると思ったら大間違い。
勉強で理解力の良い子もいれば悪い子もいる。特に個人差が顕著なのは体育、音楽、図工の技術的な授業。
しかし、作者のようにあきらめる人が出るようでは、指導者は立派とは言えない。
この川柳は、「こういうことは個人差があるから君の場合は努力しても恐らく無理だろうネェ」と言っているようにも聞こえる。
個人差の典型的なのは『脳卒中の後遺症』。
私の最初の担当になった若い作業療法士に私の症状に対する質問しても「脳卒中の症状も色々ですからネエ」と、答えるだけだった。
『個人差があると指導者まず逃げる』