うなずけばおればかり見て話す講師(ひと)(他作)
私も四年間講師をした経験があるのでこの川柳の意味はよく理解できる。
大きな欠伸をしたり眠そうに眼をこすっている受講者はどちらかといえば講師にとっては邪魔な存在。
講師としては話すことに一々うなずいてくれるのが最も嬉しい受講者。
笑わせようと思って言ったことを笑ってくれないと、自分では白ける。
先の話『うなずく受講者が一人もいない講義なんて自分の話下手』だと思えばまず間違いない。
人間関係の話だが、「聞き上手は良い『相槌』から生まれる」旨のブログがあったので紹介しよう。
相槌の大切さ
●よい聴き手が、よい話し手を育てる
「耳を傾ける」とは、徹底して話を聴く態度を意味する。
第一に、聴いていることが話し手にわかるように、
第二に、話に興味・関心があることが伝わるように聴く。
●相槌
?同意
「ええ」「そうですね」「確かにね」
?促進
「それから」「それで」「例えばどんなことですか」
?整理
「言いたいことはこれとこれですね」
「つまり、Aの原因はBということだな」
?共感
「大変だったね」
?驚き
驚きは発見に通ずる。