手数料上がっただけの民営化(他作)

郵政民営化の話だ。
ビックリするほど上がったのは定額小為替の手数料。先日知人が発行した「奄美大島」の本を注文した。
「支払いは定額小為替で」と限定されていた。定価は4000円。従って千円の定額小為替4枚購入した。民営化前ならば1枚10円なので40円で済むはず。しかし、払ったのは400円。一気に10倍とは眼球が飛び出そうだった。世間ではこれを「ポッタクリ」と批判しているようだ。
郵政の手数料は、定額小為替の他、窓口やATMでの振替手数料も上がっている。
私が病院勤務している時、病室テレビのレンタル業者が「これまで長い間テレビカードの値上げをしていないので倍額に値上げしたい」と言ってきた。事情を認め値上げの旨掲示板周知したところ、一部入院患者から「世間の値上げでも一気に2倍になるものはあるまい!」と猛反発を受けた。
やむを得ず業者を説得、数年かけて段階的に値上げすることにしたという苦い経験がある。
『十倍の値上げ常識外の外』