父上は知らぬお譲のへそピアス(他作)

自分の娘が例えへそピアスをしていてもその年代になると父娘が一緒に風呂に入ることはないから、父親は知らないのが普通だろう。
いきなり女性から『どう、このへそピアス似合うかしら?』と言われても他人ならまだしも娘だと躊躇するだけ。
現役のとき、新人職員研修で研修所に入所した職員の耳ピアスを認めるかどうか色々議論の末結果的に黙認したことがある。ここではそんな硬い話はひとまず置いて、世間で通用する話としよう。
私はピアスを付ける人の心理が基本的に分らない。女性の耳ピアスはファッションとして理解できるが、若い男性に見かけられる鼻ピアスや口ピアスは昔飼っていた牛や馬を連想し、奇人変人の類にしか感じない。
以上他人に見える部分のピアスは自己PR等あるので多少心理が分る気がする。
しかし、全く理解できないのは他人に見えないところに付ける「へそピアス」や「乳房ピアス」等。

ピアスの歴史を調べると古代エジプトに風習があり、『悪魔は、人の体の穴の部分から入り、光り輝くものから遠ざかる』と言われるので魔よけの意味で付けられるようになったようだ。
ここまで調べて体の考えられない部分にまでピアスをつける人の心理がやっと分った気がする。