社説書く人に政治を任せたい(他作)

政治を適切に批判する社説に出会うと本当にそう思う。
昔、日曜日の朝のテレビ番組『時事放談』で細川隆元藤原弘達が口角泡を飛ばして議論していた。
私は、確か中学・高校で政治もろくに分らないのに、この番組が大好きで、『もしやこの二人が政治家になったらうまく政治がやれるのではないか?』と思ったことも多い。
各新聞の社説は立派なことが書いてある。この社説を書くのは新聞社によって異なるようだが普通『論説委員』のようだ。
中国新聞の社説やコラム(天風録)の場合、具体的にどのように書かれるか調べたところ、『順番制で、その日に当たった論説委員が執筆する。議論してテーマを決め、元になる原稿ができると委員七・八人でコピーを読み、相互にチェックする』という。
朝日新聞天声人語は専門の人が書いていると聞いていたので、中国新聞の『順番制』にはビックリした。
ひとつの事件が発生すると各社の社説を読み比べると新聞社によって考え方の違いが分り面白い。
社説は肩が凝るが、気楽に読めるのは、朝日新聞の「天声人語」に相当するところのコラムである。
内容、文章表現等最も好きなのは、讀賣新聞の『編集手帳』であり、次は毎日新聞の『余禄』である。
毎日、つたないこの『日々じじ川柳』のコメントを書く中にあって、全国の社説コラムを集約したサイトを見つけたので読者の皆さんにお知らせしたい。
http://members.jcom.home.ne.jp/gangas/index.html