長所にも短所にもなる真面目〔他作)

『真面目』とは、物事に真剣・本気であることをいい、普通は皆から『真面目な人』と良い意味で言われる。
しかし、逆に『頑固で融通が利かない人間』と罵る人も必ずいる。
『真面目』の上に『クソ』を付けた『クソ真面目』という表現もあるが、かなり人を軽蔑した言葉である。
『クソ真面目クソ馬鹿よりも腹が立ち』

話を本論に戻せば、『真面目』は「他人から見れば長所にも短所にでも見える」ということであろう。
『見る人の価値観』次第で同じ人を見ても全く逆の受け取り方になるので、他人の言うことには一々付和雷同せず、自分の信念に従って『真面目』に行動すれば良いということである。
他人の言うことに付和雷同するなとは言え、自分のためにしてくれる『忠告』にだけは素直に耳を傾ける必要がある。忠告までも『それは所詮あなたの考えだろう』と高飛車に言葉を返していると今後は絶対忠告してくれなくなるだけでなく相手にすらされなくなる。