屋根すべる音で感じる雪の量(他作)

最近は雪が少ないけれど、雪の多かった昔は経験しましたねえ。
太陽が出て熔け始めの屋根下ほど危険な所はない。家の中にいても『屋根をすべる音』でどれだけの雪が地上に落ちるか大体分った。
NHKがかって『音の風景』という番組をしていたが、私は音は他のことを想像させてくれるから好き。
子どもの頃、田舎の小川のせせらぎで水温の上昇を感じ春が来たことを知っていたような気がする。
近くの総合病院に時々行くが、処置室の看護師はいつ見ても忙しそうに走っている。『 ドッドッド!』6年間通う私には、音だけでどの看護師か大体分る。こう書くとダイエットが必要な看護師ばかりと勘違いされそうだが、中には髪を斜めに結んで風が吹くように歩く看護師も一人いることを付け加えておきたい。
音ではないが『声』。これも感じで相手を推測することは充分可能だ。『インタホーン効果』もここらにあるのではないだろうか?
『肉太の声で感じる大男』・・・逆に電話セールスは話術・声とも訓練した女性が多いので引っかからぬよう。