タコ部屋と名前が変る時津風(他作)

取り上げるに適当な句がなくまた今日も大相撲。
『タコ部屋』とは主に戦前の北海道で鉄道・道路・港湾・用水工事開発に使役された、奴隷的使い捨て労働者を囲い込む監獄部屋のこと。
ここで興味あるのは何故『タコ部屋』と呼ぶか?と「イカ部屋」ではいかんのか?ということ。
駄洒落はおいて、通俗的な説は、 『タコ部屋』の労働者は前借りによって「タコ部屋」から抜けられなくなり、我が身を食い削ることから『蛸(たこ)』と呼ばれる様になったという。
他の説では、労働者が全て北海道外から雇用した者であったため、『他雇(たこ)』と呼んだことからとか?
ちょっと無理はあるが、知識の隅に置きたい。