ラーメンに究極なんて付けるなよ(他作)

ラーメンの味も店舗によって千差万別。
あまり看板を裏切るような味だと、その店は潰れるだけだから、何と名を付けようと勝手。
客は最初の一回は看板名で上手そうな店だと釣られて行っても、二回目以降は味で店を選択する。
ネットをめくっていたら『究極』などどうってことはない名称の店があった。
ここに固有名詞を書くのははばかられるが、あえて紹介すると『超究極のラーメンの元祖桃屋』。
作者はこれだったらどう詠むだろうか?『究極』を『超究極』に置き換えて詠むと上五が字余りになるので『ラーメンに超究極があるもんか』と上手く収めるだろう。
今までの話は所詮はラーメンの味そのもののこと。 『美味しい食事は器から』とも言われる。
『究極のラーメン鉢』が、一鉢2千円くらいから各種あるようだ。
冒頭の句を読んだ時、いやらしいが次の句を思い出した。
『究極のヌードベッドでカメラ飲む』・・・勿論胃カメラのこと
『究極のヌードは顔と言う男』・・・イスラム世界の女性は男性の前では顔を隠す

『究極』のキーワードで私が最も関心を持っているのは『究極の離島』。時間が要るので『離島めぐり』は退職後の夢であったが、不自由な身となった今ではかなわぬ夢となってしまった。
『究極の離島』は鹿児島県三島村、十島村を外すわけにはいかないらしい。どちらも多くの離島からなっており、村役場は鹿児島市内にあって、村長、村会議員、役場職員とも鹿児島市に住んでいるというからびっくり。是非一度行って見たいもの。