白い恋人黒い悪魔へ豹変し(他作)

白い恋人』は1976年から販売。商品の色が白いことが北海道の雪景色を連想させることや北海道限定販売にしたことが功を奏し、出張や旅行の際の土産物として人気を得てきた。
土産品の単品売り上げでは三重県の『赤福』に次いで全国第二位という。
この商品は最近、『賞味期限の改ざん問題』が発覚して販売停止に。
社長が明らかにしたところによると、『過去11年にわたって日常的に賞味期限を1〜2ヶ月伸ばす行為を繰り返していた』というからビックリ。
私は単にビックリしただけでなく、?石屋製菓の商品管理体制の杜撰さ?11年も賞味期限切れ商品を買わされた消費者から健康被害のの届出がない不思議さ、?賞味期限とは何か?の3点について大きな疑問を持った。
私も平成7年に家族で北海道に行った時、お土産は迷うことなく『白い恋人』を買って帰った。
商品名の由来は、ある年の師走、先代の石屋製菓社長がスキーを終えて会社に戻ったときの『白い恋人たちが降ってきたよ』と言った何気ない一言という。当時の社長が健在かどうか私には知る由もないが、現在の社長(息子)の方に向かって『白い恋人たちは落ちるとこまで堕ちてしまったな』とつぶやいているに違いない。ことだろう。合掌・・・。
『白い雪泥に溶ければ黒くなり』