日が暮れてノルマあるのかねずみ捕り(他作)

ねずみ捕り』は、交通取締りをして違反者に金銭や行政処分を課すことにより運転者の意識を変えるために行われる。
それならば「事故が起き易い場所でやるべきでは?」という意見が出そうだが、場所を特定して行うより、交通ルールを遵守させるためには特定せず行うのが効果的らしい。
「どこで取り締まっているか分らない」ところが『ねずみ捕り』と言われる所以である。
ねずみ捕りで捕獲?されると、例え10kmスピード超過(減点1)でも反則金は9000円。高速道路は60km以上超過(減点12)は反則金10万円にもなる場合があるとか?
警察官から聞いた訳ではないが、先ほど述べた『運転者の意識を変え交通事故の減少を図る』という立派な大義名分の元、各警察に『ノルマ』があることは先ず間違いないようだ。
年間に交通違反者から入る反則金の総額は何百億円という。
これはどのように使われているのだろうか?
国民が法を犯したから払った金ではあるが、このカネが『警察庁幹部の天下り』先に横流しされているようなことがあれば問題だと私は思う。
このカネはあくまで『交通事故防止対策』に使うのが筋だと思うがどうだろう。
冒頭の句の『日が暮れて』が引っかかるので次のとおり返句しよう。
『ねずみ来ず今日のノルマで日暮れ来る』