変えましょうお役所仕事いい意味に(他作)

『お役所仕事』とは、「あまりに形式的で、時間ばかりかかって実効の上がらない仕事ぶりをいう。元々は親方が日の丸、つまり国家だから、どんなことが起こっても安全であることからきている」
私は、変えることは無理だと思う。理由は、『役所仕事』で意味は充分通じるのにあえて頭に『お』をつけて『お役所仕事』の名詞とし、昔から市民権?を獲得しているから。
次に、『お役所仕事』という言葉は、どの国にも必ずあり、『融通が利かず、無駄な手続きを延々と重ねる体質への怒りは万国共通のものだから。

『お役所仕事』は一般的にはこれまでコメントしたように悪い意味で使用されている。
これも裏返せば役所の人が『手堅さ』とか『適法性・合法性』を追及するためのやむを得ないものであることを忘れてはなるまい。
問題はその酷さの程度。
今回の厚労省の年金データ紛失問題は『お役所仕事』とはものが違うが、開いた口が塞がらない。
厚労省誤(ご)役所仕事十八番(おはこ)かな』