安くしなポイントカードいいからさ(他作)

私は「ポイントカード」には全く関心がない。持っているのはただ一枚.一回千円でする近所の理容院の理髪券だけ。女性心理からすれば「お姉さん」から「おばさん」に切り替わる頃、ポイントカードに、強い関心を示すようになるのではないだろうか?
このシステムは所詮は、業者によるお客の囲い込みの手段に過ぎない。
ポイントばかりに目がくらんで他の店舗で同種の良い商品が出ているのに目を向けないのも馬鹿げた話。
現在では航空会社間の競争で、同様の目的で『マイレージサービス』が発展してきたというから驚く。
冒頭の句は業者に対する批判句である。
家電量販店等に対しては次のような指摘があるのをご存知だろうか?
『一割以上を越すようなポイント還元サービスは、実際のところはポイント還元分を本来販売すべき価格に上乗せしているに過ぎず、販売促進の枠を超えて、客が自ら費用を負担して囲い込みされているに過ぎない』と。全く同感だ。
業者は全て儲けるために商品を売っている。従って、「ポイントサービス」という名のサービス料を買う人が負担していると考えるのは当然である。
本来業者は『儲けが目的』。買った者が『あたかも得したような錯覚を受けるのが業者のするサービス』と十分心得ておけば『ポイント』に惑わされ変な商品を買うことはまずないはず。
我々が本当に望むのは、アフターサービスや接遇等ソフト面でのサービス。
以上述べてきたが、最近では地球環境保護のため、スーパー等で「買い物(ポリ袋)不要です」と告げると、所定のポイントを加算するサービスもあるようだ。
これは大いに結構。大局的には企業利益を社会に還元ということだろうか?