バスケット身長別にやるべきだ(他作)

柔道やボクシングなどの競技においては、体重が勝敗に決定的に影響を与えるので体重別階級制が導入されている。バスケットやバレーも身長が勝敗に決定的に影響を与えることは、柔道やボクシングと基本的に同じである。しかし、バスケットを初めとして身長別階級制を導入しているスポーツはないのが不思議であり、この句には全く同感である。
「体重別」も「男女別」も公平で平等な競争をさせるためのシステムだ。100kgと40kgの人が柔道するのと、男女が100m走するのでは、初期条件が違い過ぎる。同様にバスケットでも平均身長2mと170cmが戦うと背の低い方のハンデイが大き過ぎ勝負にならないかも分らない。
一般論ばかり述べてきたが、「体重別」の制度を導入していない大相撲人気をささえてきた要因の一つは、千代の富士等小兵力士が巨漢力士を倒すという側面があったことを忘れてはなるまい。現在の横綱朝青龍も小兵力士の強さの魅力がある。
スポーツ選手の『公平・平等な勝敗』だけでなく『ファン心理』を考え総合的に検討すべきことかも知れない。
(参考)体重別階級制を導入の競技
柔道、ボクシング、アマレスリング、空手、プロレス、総合格闘技、キックボクシング、重量挙げ、アマ相撲、腕相撲、ボート、テコンドー