テノールが巷に増えて千の風(他作)

千の風』が大流行、全国にさわやかな風を運んでいるのは、テノール歌手秋川雅史が歌っているからだろう。
昨年の紅白歌合戦後急に、流行し始めたと私は思っている。今年3月末行われた廿日市市でのNHKのど自慢の予選会250組全て視聴したが、何と4%に当たる10組はこの「千の風に乗って」。残念ながら本番への合格者はなかったが、いかに流行しているかが覗われる。
私はこの歌を何回聞いても大好きだ。その理由は何かと考えるが上手く表現できない。
15年8月28日の朝日新聞天声人語には『誰が作ったか分らない一遍の短い詩が欧米や日本で広がっている。愛する人を亡くした人が読んで涙し、また慰めを得る。そんな詩である・・・・』
とあった。
私の好きな理由は、亡くなった人の『愛する残された人に対する優しさ』と『亡くなっても失っていない前向きな気持ちや広い心』かも知れない。