人と金共通してあるウラおもて(他作)

人間には表面的な顔と本性を表した裏の顔という『二面性』がある。
金では最近各県庁等で裏金が大流行。表の金は正規の会計手続きに基づいて金を支払うことだが、裏の金は、出張や残業等実態がないに関わらず形式だけあったように見せかけて、金を作ることあるいは作ってプールした金を言う。いわゆる裏金作りとは官公庁による税金の立派な詐欺行為である。
さて、ウラおもては『人・金』以外の『物』にはないだろうか?
同じ物でもデパートやスーパーに並んでいるときは何も感じないが、形を変えて上司に『歳暮』や『中元』で贈るとなるとにわかにウラ心が湧き上がってくるのではないか?
『お歳暮に大きな打算詰め贈る』(私にはこんな経験はないので誤解なきよう)
今は手の届かないほど偉くなっている知人を三十代の頃あることで、『すごいなあ』と褒めたとき、彼はすかさず右手を前に差し出し『ワシは物でなければ心が通じない人間だ!』とあまりにはっきり言ったので、おかしく、今でもはっきり覚えている。
人間の『心の醜さ』ばかり書いたので物体の視点から『裏表』を書いてみよう。
ガラス、パネル、ランプの裏表はどうか?
ガラスはガラス屋が入れてくれるから我々が考える必要ないと思われるが、①テクスチャー(模様)があればそのほうが表②機械で引いたガラスの場合光に当てると裏表が分る
パネルはテクスチャー面が表
ランプは味のある面が表