生きてるとどうしてみても傷つける(他作)

常に人を傷つけることに快感を感じながら生きている人はどこにでも一人や二人いる。
傷つける場合は一般的には『その人の言葉で傷つける』ことが多いが、例外的に『その人の存在自体』が人の心を傷つけることもある。
『その人の言動で傷つく』場合は、言っている本人には相手が傷ついていると言う認識は全くない。
本人には「けったり殴ったりしないと自分は罰されないし相手だって傷つかない」と言う大きな誤りが『根底』にある。そこには最低限の『法を守る』意識はあっても、人間としての道徳や人権に対する感覚は全くない。子供ならまだしも、還暦を迎えるような年齢になって、そのような状況とは、その人間は不幸極まりない。冒頭の句の表現を借りれば『生きてると』周囲の人に迷惑を掛けるばかり。『焼く』以外に手はあるまい。