教官もたまにはみ出す停止線(他作)

この句をどう受け止めるかは人それぞれ。
超真面目人間は、
自動車学校の教官が指導の際、時々『停止線を越えて止まる』と文字通り受け止めるだろう。
普通の人ならば、『はみ出す停止線』の意味を『法の枠を外れる』と読んで、『最近の学校の先生は色々だから、たまに女子生徒へわいせつ行為を働いたり、飲酒運転する人もいる』と前者よりもっと広く捉えるに違いない。
真意は作者に聞かないと分らないが、川柳として面白いのは後者での受けとめ方。
前者ならば『教官もたまには失敗するワイ』と言えばそれまでだが、後者の場合には『最近の先生のモラル低下の問題』であり「間違いもある』だけでは放置できない。
ともあれ先生を含め近年、公務員の不祥事があまりに多過ぎるので、警鐘を鳴らした句とも読める。
最近の不祥事を集めたブログがあったので紹介するのでご覧を。
http://cat.cscblog.jp/・・・・『公務員の不祥事』と入力しても出ます。