へそくりで服を買うのは少し損(他作)

妻の気持ちが分るようで面白い句だ。
一体世間の妻が夫に内証で持っている『へそくり』はどれくらいの額だろうか?
損保ジャパンDIY生命がサラリーマン世帯の主婦500人を対象に昨年12月に行ったの調査によると、平均額は『306』万円だというからビックリ!
へそくりがある人は全体の49%で金額帯では『100万〜200万未満』が10.2%で最も多い。
年代別平均額は、20歳代184万円、30歳代173万円、40歳代425万円、50歳代444万円。
ということで総平均は306万円。
目的は いざというときの備え(56件)
     老後の備え(35件)
     目的はないが持っていると安心(31件)
     自分の小遣い(28件)
     離婚に備える(9件)
以上データを示したが、この額の約60%は結婚時に持参した額であるので、焦りを感じて新たに大きな額のへそくりを始めると、それこそ夫婦亀裂の原因ともなるので気にしないよう。
しかし、上の目的を良く考えると、末尾の項は論外として「永遠に夫婦仲良くやって行こう」という気力は窺がえないがいかが?
一句詠むと『へそくりで常に離婚の準備する』という感じの目的だ。
冒頭の句のポイントから外れたが、要は『損した気分』になるかどうか?は各家庭によって考え方は色々。要は『日常の生活費でどこまでのものを購入することにしているかの問題』
作者の家計はシビアにやっているのだろう。どの程度の服かにもよるが私には衣服費の範疇と思われる。