生活がすべて出てるゴミを出す(他作)

いつも妻が言っていることである。「もし他人にゴミ袋を見られると恥ずかしい」からと不要なDM等をゴミ箱に入れる際、あて先を全て細断するという気の使いよう。
私は「そんなものは市の清掃車が持ち帰り、一括焼却場へ投げ込むのだから関係ないじゃあないか」と言うが、「カラスがつついたらみんな中身が分かってしまう」等理屈を言ってやめない。
団地暮らしで住民はみなゴミステーションに出しているが、もしゴミステーションがなくて各家の前にゴミを出すのであったら、賢いカラスはおいしいものがある家に群れることだろう。
ある泥棒の話では『カラスが群れでゴミをつついている家』を一番先に狙うとか?(洗濯物を見て家族構成を確かめて泥棒に入ることは聞いたが、このことについては未確認)
少し難しくいうと『ゴミとは誰かが何らかの理由で一度所有し、その後価値を失ったもの』のようである。いずれにしても生活の全てが袋に詰められていることは間違いないので、こんな所からプライバシーの公開をすることにならないよう注意することが肝心。