情報の開示の遅延犠牲生む

ガス器具最大手、リンナイのガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒事故は、情報開示の遅さが新たな犠牲者を生む結果となった。
同様の事故を起こしたパロマ工業の教訓が生かされておらず、人命にかかわる製品を扱うメーカーにとって、事故情報の早急で適切な開示が必要なことをあらためて印象づけた。