押しピンも軽い年末カレンダー(他作)

昭和40年代の高度成長期の景気良い時代は年末になると、出入りの業者があいさつを兼ね官公庁にカレンダーを持ってきてくれていたので、我々も分けて好みのものをそれぞれ持ち帰っていた。
しかし、それは三十年前の話。時代と共にその慣習もなくなり、平成九年ごろはほとんどなくなっていた。
我が家で重宝するカレンダーは一月ごと別葉になっていて、予定等が書き込みできる「押しピンに重い」ものであるが、最近商店などでもらうものは冒頭の句のとおり軽いカレンダーが多くあまり用をなさなくなった。