独り者相撲の行司大嫌い(他作)

「独り者」と言っても色々。この句は未婚者を指しているようだ。行司の「掛け声」の「はっけよい、残った、残った、残った、残った、残った、残った」の『残った』の言葉がやけに気に触るところから詠んだ句と思われる。句の気持ちは十分理解できるが、最近は適任者がいないから結婚できないというより、最初から自ら独身の道を選んで最初から結婚しない人が多いので、同情だけの眼で見るのは過ちを犯す元。
余談だが行司の掛け声に触れたのでついでに。
直前の掛け声で『構えて』『待ったなし』『手をついて』『見合わせて』等発声しているが、1回目の仕切りで言った掛け声を2回目で重複して使用してはならないことになっているらしい。
言い方は行司によって微妙に違うようだ。