10段階評価と告げぬ親孝行(他作)

通知表が保護者より先に児童に渡される方法となっているのであれば、「5段階評価」の時『2』であったものがいきなり『4』や『5』になるのだから親としたらおっかなびっくりだ。「Aちゃん今学期は良く頑張ったわねー。これまで3は1〜2個で、残りはオール2だったのに今回は4と5ばっかりではないの。お父さん帰ったら喜ぶわ!(しばらくして)アレ!何よこれ。『6』ってのがあるではないの」ということにもなる。
昔、私の実家の近所のおじさんが、相対評価とクラスの順位を間違えて、「うちの子供はどの科目もみな一番ですわい』と自慢したという笑えぬ話もある。元々冗談が多かった人だけに亡くなられた今でも、本気だったのか冗談だったのかは謎である。ただ、『1』があったことは確かなようだ。