座禅より無心になれる食べ放題(他作)

「座禅」の経験はないが「静座して精神を集中し、無心無言のうちに悟りを求める修業」のようだ。一般的に「無心」とは「心に雑念や邪念のない様子」を言う。「新たな悟りを開こう」という座禅と「他人より先に食べ物を取って
満足するまで食べよう」という「食べ放題」は目的が全く異質であり、ピント外れの指摘を受けるかも知れないが、作者の詠んだ句はあながち間違っていないのではないか?
『無心』という相通ずるキーワードで捉えた作者の発想の豊かさを感じる