老害と言われる人が説く未来(他作)

老害』という語は私の辞書にはない。他で調べると「組織の指導者層が高齢化したまま、円滑な世代の交代が行われず、人材の若返りが阻まれ組織の健全性が失われていく様」とある。
これは別に会社だけのことではない。地域でも、家庭でも言えることだ。
ある人は『70歳を境に高齢者はたいてい老害が始まり、75歳を過ぎるとほとんど幼稚園児のような精神構造になる』と言っている。
作者が言いたいのは、
日本は高齢化社会を迎えたが、『老害』という『公害』が徐々に組織や地域社会を蝕んでいるのではないか!
老害』は高齢者が旧来の知識でもって人生の先輩風を吹かせる公害であり、古い空気で淀んでいる。知識や考え方が古過ぎると言葉を出す端から空気が陳腐化し、そこから新たな発想は決して出てこない。
これから高齢化を迎える人は老害という公害を起こすことのない様日々努力しよう。
ちょっと硬く書き過ぎたが、作者の気持ちを詳説するとこういうことではないだろうか?
『古過ぎる親父子どもに嫌われる』も同じことか!
自分のことのようでもあるが?これを称して家庭内老害